日本証券金融

8511 / 日本基準 / 3月期

リース・クレジットなどは営業収益と営業利益を開示します。有利子負債は本業の調達なので、水準は一般事業会社と大きく違います。

東証プライムその他金融業一次資料ベース
収録 39 / 40 指標

下の「他の会社と比べる」で会社Bを選ぶと、ここに2社目が並び、グラフの系列と表の行が増えます。

同業2社と並べて動かす取引所・証券金融の順位を再生

数字で見る日本証券金融

2025年度の売上収益は1,142億円で、売上収益を比べられる東証上場3,585社のうち898番目、その他金融業41社のうち15番目の大きさです。2020年度から2025年度までの売上収益の年平均成長率は+29.9%です。平均年間給与は1,022.8万円(2025年度・提出会社単体)で、その他金融業41社のうち7番目。平均年齢は44.1歳、平均勤続年数は20.0年です。

事業の大きさと稼ぐ力

売上収益1,142億円全体で上位25%(3,585社中)その他金融業では15番目(41社中)2020→2025年度で年+29.9%(計算値)2025年度
当期利益106億円全体で上位19%(3,684社中)その他金融業では14番目(41社中)2025年度
営業利益率逆算12.3%その他金融業の中央値 12.3%(39社)2025年度
ROE7.8%その他金融業の中央値 10.4%(41社)2025年度
自己資本比率0.9%その他金融業の中央値 24.9%(41社)2025年度

働く人の数字

平均年間給与1,022.8万円全体で上位6%(3,658社中)その他金融業では7番目(41社中)2020→2025年度で+9.8%(計算値)2025年度
平均年齢44.1歳その他金融業の中央値 40.7歳(41社)2025年度
平均勤続年数20.0年その他金融業の中央値 7.9年(41社)2025年度
従業員数(連結)279人その他金融業の中央値 378人(41社)2020→2025年度で+2.6%(計算値)2025年度

順位は大きい順。平均年齢と平均勤続年数は大きいほうが良いとは言えないため、順位を付けずに業種の中央値と並べています。利益率・ROE・自己資本比率は業種による違いが大きいため、同じく業種の中央値と並べています。 平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数は提出会社(単体)ベース、従業員数は連結ベースです。評価・推奨ではありません。

他の会社と比べる

会社Bを選ぶと、下のグラフ・事業の構成・推移表に2社目が並びます。会社Aを変えると、そのままほかの会社のページに切り替わります。

入力は収録済みの企業一覧との照合にのみ使われます。

日本証券金融と同業2社を、ダッシュボードで並べるオリエントコーポレーション・日本取引所グループと、売上・営業利益・平均年間給与などの推移を重ねて比べられます

▶ 取引所・証券金融業界の上場企業の順位の入れ替わりを再生する →

01

業績の推移

指標を選ぶとグラフが入れ替わります。会社Bを入れると系列が2本になります。

▶ オリエントコーポレーション・日本取引所グループと3社で重ねる(決算ダッシュボード)→

02

事業の構成と内容

有価証券報告書【セグメント情報等】からの売上構成比。会社Bを入れると横に並びます。

日本証券金融の事業の内容(有価証券報告書の記載)

当社は、連結子会社2社および持分法適用関連会社2社を含む日証金グループの中核企業です。

当社グループの事業は、次のとおりであります。

証券金融業………当社は貸借取引を核としたセキュリティ・ファイナンス業務(金融機関等に対する資金・有価証券の貸付業務)を中核事業としています。貸借取引は、制度信用取引に必要な資金や株券を証券会社に貸し付けることで、株式の円滑な流通や適正な価格形成に寄与しています。セキュリティ・ファイナンス業務のうち、債券レポ・現先取引は、現金や株券等を担保として受入れ、国債を貸付ける業務です。このほか、金融機関等が保有する株券を担保として受入れる代わりに現金を貸し付ける株券レポ取引や、株券等を機関投資家から調達して、主に売買取引などに必要とする証券会社に貸し付ける一般貸株取引などが主力業務です。

貸借取引については金融商品取引法第156条の24の規定により内閣総理大臣の免許を受け、その他の業務については兼業業務として届け出ています。また、有価証券等管理業務および国債等現先取引業務の登録金融機関業務を行っており、当業務については金融商品取引法第33条の2の規定により内閣総理大臣の登録を受けています。

信託銀行業………連結子会社の日証金信託銀行株式会社は、証券会社などに求められる顧客資産の分別管理信託をはじめとした管理型の信託銀行業務を中核事業としています。

不動産賃貸業……連結子会社の日本ビルディング株式会社は、主に当社グループが所有する不動産の賃貸・管理を行っています。

持分法適用関連会社の日本電子計算株式会社およびジェイエスフィット株式会社は情報処理サービス業を行っています。

以上の当社グループ企業について図示すると次のとおりであります。

日本証券金融株式会社(証券金融業) ・貸借取引業務(融資・貸株) ・セキュリティファイナンス業務 (債券レポ・現先取引、株券レポ取引等、一般貸株、一般信用ファイナンス、 リテール向け証券担保付貸付)

(連結子会社)日証金信託銀行株式会社(信託銀行業) …顧客分別金信託、有価証券信託等の信託業務および銀行業務 (連結子会社)日本ビルディング株式会社(不動産賃貸業) …当社グループ所有の不動産の賃貸・管理(持分法適用関連会社)日本電子計算株式会社 …情報処理サービス、ソフトウェアの開発・販売(持分法適用関連会社)ジェイエスフィット株式会社 …情報処理サービス、ソフトウェアの開発・販売

出典:有価証券報告書【事業の内容】(2026年6月提出・S100YIQY)。事業系統図は省いています。

03

日本証券金融のグループの関係

親会社と、主な子会社・関連会社。有価証券報告書の【関係会社の状況】から作っています。上場している会社は、その会社の有報の数字を並べています。

証券金融業

売上 1,029億円・従業員 215人

信託銀行業

売上 105億円・従業員 47人

  • 日証金信託銀行株式会社100.0%

不動産賃貸業

売上 7億円・従業員 17人

  • 日本ビルディング株式会社100.0%

連結子会社 2社(有報に社名が載る主な会社は2社)。持分法適用関連会社など 2社。事業ごとの売上・利益・従業員は【セグメント情報】と【従業員の状況】(2025年度)。子会社の割合は議決権の所有割合(間接所有を含む)。上場していない子会社の売上・利益が載るのは連結売上の10%を超える会社だけで、従業員数と平均年間給与は有価証券報告書に載りません。

04

中期経営計画

会社が開示資料に書いたことを、そのまま引用しています。評価・予想・推奨は含みません。

中期経営計画

一次資料ベース

「…連結経常利益150億円、ROE8%の達成を目指し、そのために、「貸借取引業務の安定運用・利便性向上」と「セキュリティ・レンディングのさらなる強化を軸としたセキュリティ・ファイナンス業務の拡充」を柱に、収益力と資本効率の向上を目指します。」

有価証券報告書【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】より

05

株主と配当

配当の方針、株主優待、大株主を、有価証券報告書の記載のまま並べています。評価・推奨ではありません。

日本証券金融の配当政策

当社は、証券・金融市場のインフラ機能を支える我が国唯一の証券金融会社として、高い財務の健全性維持のもとで持続的な成長・企業価値向上の実現を目指すとともに、収益環境や投資計画などを総合的に勘案し、株主への利益還元を充実したものとしていくことを基本方針としております。こうした基本的な考え方の下で、株主還元のさらなる充実を図ってまいります。

株主還元の充実を図る観点から、ROE8%を達成するまでの間、配当および自己株式取得の機動的な実施により「総還元性向100%」を目指します。配当については、「配当性向70%」を目安とし、積極的に実施します。

また、当社は中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、取締役会の決議により剰余金の配当等を行うことができる旨定款に定めております。

有価証券報告書【配当政策】より(2026年6月提出)

1株配当と配当性向

日本証券金融の1株配当と配当性向の推移
年度1株配当(円)配当性向(%)
20202668.0
20213060.4
20223230.3
20234750.9
20248482.4
20258666.6

有価証券報告書【主要な経営指標等の推移】より。株式分割をした年は、有報の1株配当が分割の前後で遡って直されていないため、前の年と並べて比べられません。

日本証券金融の株主優待

2026年6月提出の有報

「株主に対する特典」は「なし」と記載されています。

有価証券報告書【提出会社の株式事務の概要】「株主に対する特典」の記載です。提出日時点の内容で、その後に変わっていることがあります。最新の内容は会社の発表で確かめてください。

日本証券金融の大株主(上位10名)

2026年3月末
日本証券金融の大株主
順位株主持株比率(%)
1THE SFP VALUE REALIZATION MASTER FUND LTD.16.69
2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.98
3公益財団法人資本市場振興財団5.70
4JP MORGAN CHASE BANK 3856425.63
5株式会社みずほ銀行4.33
6株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.23
7三井住友信託銀行株式会社1.82
8STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 5050011.68
9RBC IST 15 PCT LENDING ACCOUNT - CLIENT ACCOUNT1.56
10BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT1.38

有価証券報告書【大株主の状況】より。持株比率は、発行済株式(自己株式を除く)に対する割合です。上位10名の合計は53.04%。信託銀行の名義には、投資信託や年金などの資金がまとめて入っています。

06

主要な指標の推移(最大14期)

表示する指標をチェックで選べます。逆算 が付く指標は、開示値から計算したものです。

表示する指標を選ぶ(5 / 47)閉じる

選択中 5 指標 / 候補 47 指標(有価証券報告書・決算説明資料・逆算)

損益

財務

資本効率

キャッシュ

株主還元

人的資本

投資

← 横にスクロールできます →

主要な指標の推移
指標20122013201420152016201720182019202020212022202320242025
売上収益億円1771962032202312632432913093014255035951,142
経常利益億円2631423336475049567276110125150
経常利益率%14.515.920.815.215.717.820.716.818.023.817.921.921.013.1
当期利益億円186235263142383640526080104106
EPS円19.160.433.926.931.944.240.038.543.356.667.894.0124.6129.7

空欄は「未収録」です。会社が開示していないか、まだ読み込んでいないかのどちらか。推計値では埋めません。

推移は、有価証券報告書の冒頭にある【主要な経営指標等の推移】から5期分ずつ取っています。売上高・経常利益・純利益・純資産・総資産・自己資本比率・1株情報・従業員数などが1つの表に並んでいるので、3期分の有報で最大14期そろいます。

07

人的資本

有価証券報告書の【従業員の状況】から取れる数字と、そこからの逆算。投資の観点でも、企業研究の観点でも同じ表を見ることになります。

1人当たり売上高409.4百万円2025年度・逆算
1人当たり営業利益53.7百万円2025年度・逆算
平均年齢44.1歳2025年度
平均勤続年数20.0年2025年度

平均年間給与は提出会社(単体)ベースです。連結全体の数字ではありません。従業員数は連結ベースなので、この2つは母集団が違います。割り算をするときはその点に注意してください。

日本証券金融の女性管理職比率・男性の育休取得率・男女の賃金の差異

女性管理職比率5.5%2025年度業種の中央値 19.0%(その他金融業29社)2023:3.8 2024:4.3 2025:5.5
男性の育児休業取得率60.0%2025年度業種の中央値 88.9%(その他金融業25社)
男女の賃金の差異59.8%2025年度業種の中央値 66.4%(その他金融業25社)
女性役員比率15.4%2025年度業種の中央値 14.3%(その他金融業34社)2022:15.4 2023:16.7 2024:9.0 2025:15.4役員13名のうち女性2名

女性管理職比率・男性の育児休業取得率・男女の賃金の差異は、2023年3月期の有報から【従業員の状況】に載るようになった数字です。提出会社(単体)の値で、公表の義務が無い会社は記載していないことがあります。

男女の賃金の差異は、男性の平均賃金を100としたときの女性の平均賃金です。職種や役職の構成の違いを含んだ平均どうしの比べなので、同じ仕事の賃金の差ではありません。男性の育児休業取得率は、その年度に配偶者が出産した人の数で割るため、100%を超えることがあります。

08

会社の概要と沿革

代表者
代表執行役社長 下山田 守邦
本店の所在地
東京都中央区日本橋茅場町一丁目2番10号
決算期
3月
市場・業種
東証プライム / その他金融業
役員
13名(うち女性2名)

有価証券報告書の表紙と【役員の状況】より(2026年6月提出)。

日本証券金融の沿革

  1. 1927年7月東株代行株式会社として設立、東京株式取引所における短期清算取引の受渡調節業務を開始
  2. 1943年9月短期清算取引の廃止に伴い、商号を東京証券株式会社と改め日本証券取引所の第一種取引員となる。
  3. 1949年5月取引所売買の再開に伴い、証券金融業務を開始
  4. 1949年5月同年12月 商号を変更して、日本証券金融株式会社となる。
  5. 1950年2月金融機関としての経営機構を強化するため経営陣の一新を図り、株式担保金融を主要業務として開始
  6. 1950年2月同年4月 東京証券取引所に上場
  7. 1950年2月同年5月 東京証券取引所の普通取引の直結したローン取引(融資業務は5月、貸株業務は6月)を開始
  8. 1951年6月ローン取引を発展的に解消して、貸借取引貸付を開始
  9. 1955年11月北海道証券金融株式会社、新潟証券金融株式会社及び福岡証券金融株式会社3社の営業の全部を譲受け、同年12月札幌、新潟及び福岡に支店設置
  10. 1956年4月証券取引法の改正に伴い、同法に基づく証券金融会社の免許を取得
  11. 1958年1月日本ビルディング株式会社(現連結子会社)を設立
  12. 1960年2月公社債担保の貸付業務を開始
  13. 1966年6月株式会社日本事務サービス(現ジェイエスフィット株式会社)を設立
  14. 1967年8月証券会社に短期運転資金を融資する極度貸付を開始
沿革の続き(あと18件・2024年まで)
  1. 1968年12月公社債担保貸付を拡充し、公社債流通金融を開始
  2. 1977年3月証券会社に対して貸借取引とは別に株券を貸し付ける一般貸株業務を開始
  3. 1979年10月日本銀行が行う公社債流通金融担保登録公社債代用証書制度に関する事務の代理業務を開始
  4. 1985年11月証券会社の保護預り証券を担保とする顧客向けの極度貸付を開始
  5. 1989年5月債券貸借の仲介業務を開始
  6. 1996年4月現金担保付債券貸借仲介業務を開始
  7. 1998年11月日証金信託銀行株式会社(現連結子会社)を設立
  8. 2000年3月割引短期国債等に係る証券業務を開始
  9. 2004年4月日本証券業協会が開設する店頭売買有価証券市場の決済機構を利用した貸借取引貸付の開始
  10. 2005年10月一般信用取引の決済に必要な金銭を証券会社に対し貸し付ける一般信用ファイナンスを開始
  11. 2013年7月大阪証券金融株式会社と合併
  12. 2017年4月名古屋証券取引所における貸借取引業務を開始
  13. 2018年5月国債の決済期間短縮に伴う国債等現先取引の再開
  14. 2019年6月指名委員会等設置会社へ移行
  15. 2019年8月PTS(私設取引システム)向け貸借取引業務の取扱いを開始
  16. 2020年8月インドネシア証券金融会社に対する出資を実行
  17. 2022年4月ファンドアドミニストレーション業務を開始
  18. 2024年11月コーポレートロゴのリニューアル

有価証券報告書【沿革】より(2026年6月提出・S100YIQY)。会社が書いたとおりに載せています。

その他金融業で規模の近い会社

売上収益の最新の値が近い順に6社。その他金融業の41社から選んでいます。

その他金融業の会社を条件で探す →

出典と収録状況

数値はすべて会社が公表した資料に紐づけています。出典のない数値はこのページに載せません。

一次資料 開示資料に記載のある値 逆算 開示された値から計算した値 デモ 画面確認用の仮データ

  1. 有価証券報告書 計10本(EDINET)から収録。1本に5期分の【主要な経営指標等の推移】が載るため、重複する年度は新しい報告書の値を採用している。docID: S100ALOY、S100DA78、S100G5O2、S100IVD6、S100LMNP、S100OG2P、S100R9O6、S100TV29、S100W2L0、S100YIQY一次資料

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