かんぽ生命保険

7181 / 日本基準 / 3月期

保険業は損益計算書の様式が違うため、売上高と営業利益がありません。経常収益・正味収入保険料・経常利益で見ます。

2012年度は連結財務諸表を作成しておらず、単体の数字です。

東証プライム保険業一次資料ベース
収録 27 / 32 指標

下の「他の会社と比べる」で会社Bを選ぶと、ここに2社目が並び、グラフの系列と表の行が増えます。

当社は、保険業法に基づく免許・認可を得て生命保険業を営んでおり、主に保険引受業務及び資産運用業務を行っております。当社及び当社の関係会社は、当社、連結子会社1社及び持分法適用関連会社1社を中心に構成されており、当社グループは、生命保険業の単一セグメントであります。有価証券報告書【事業の内容】より(2026年6月提出)

同業2社と並べて動かす生命保険の順位を再生日本郵政のグループ(上場3社)

数字で見るかんぽ生命保険

事業の大きさと稼ぐ力

当期利益1,688億円全体で上位2%(3,684社中)保険業では5番目(14社中)2025年度
ROE4.6%保険業の中央値 8.6%(14社)2025年度
自己資本比率7.1%保険業の中央値 22.9%(14社)2025年度

働く人の数字

従業員数(連結)18,487人保険業の中央値 8,322人(14社)2020→2025年度で+124.0%(計算値)2025年度

順位は大きい順。平均年齢と平均勤続年数は大きいほうが良いとは言えないため、順位を付けずに業種の中央値と並べています。利益率・ROE・自己資本比率は業種による違いが大きいため、同じく業種の中央値と並べています。 平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数は提出会社(単体)ベース、従業員数は連結ベースです。評価・推奨ではありません。

他の会社と比べる

会社Bを選ぶと、下のグラフ・事業の構成・推移表に2社目が並びます。会社Aを変えると、そのままほかの会社のページに切り替わります。

入力は収録済みの企業一覧との照合にのみ使われます。

かんぽ生命保険と同業2社を、ダッシュボードで並べる第一ライフグループ・T&Dホールディングスと、売上・営業利益・平均年間給与などの推移を重ねて比べられます

▶ 生命保険業界の上場企業の順位の入れ替わりを再生する →

01

業績の推移

指標を選ぶとグラフが入れ替わります。会社Bを入れると系列が2本になります。

▶ 第一ライフグループ・T&Dホールディングスと3社で重ねる(決算ダッシュボード)→

02

事業の構成と内容

有価証券報告書【セグメント情報等】からの売上構成比。会社Bを入れると横に並びます。

かんぽ生命保険 最新期の売上構成比

有価証券報告書に事業の区分の記載がありません(単一セグメント)。

かんぽ生命保険の事業の内容(有価証券報告書の記載)

当社は、保険業法に基づく免許・認可を得て生命保険業を営んでおり、主に保険引受業務及び資産運用業務を行っております。当社及び当社の関係会社は、当社、連結子会社1社及び持分法適用関連会社1社を中心に構成されており、当社グループは、生命保険業の単一セグメントであります。

なお、当社の連結子会社であるかんぽシステムソリューションズ株式会社は、情報システムの設計、開発、保守及び運用業務の受託を行っております。また、当社グループのセグメントについては、単一セグメントであるため記載を省略しております。

当社の営む事業の主な内容は次のとおりであります。

(1) 生命保険業

当社は、生命保険業免許に基づき、次の①~③の保険引受業務及び④~⑫の資産運用業務を行っております。ただし、当社には、他の生命保険会社にはない、業務を行うにあたっての郵政民営化法による制約があります。詳細は下記「(参考) 郵政民営化法による特例措置(4)~(6)」に記載のとおりであります。

業務の種類 / 内訳

保険引受業務 / ① 個人保険及び財形保険

② 個人年金保険及び財形年金保険

③ 再保険(注)

資産運用業務 / ④ 有価証券の取得

⑤ 不動産の取得

⑥ 金銭債権の取得

⑦ 金銭の貸付(コールローンを含む。)

⑧ 有価証券の貸付

⑨ 預金又は貯金

⑩ 金銭、金銭債権、有価証券又は不動産等の信託

⑪ 有価証券関連デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引又は先物外国為替取引

⑫ その他郵政民営化法第138条に定められた方法等

(注) 当社と郵政管理・支援機構との間で再保険契約を締結し、郵政民営化法により公社から郵政管理・支援機構に承継された、簡易生命保険契約に基づく郵政管理・支援機構の保険責任のすべてを当社が受再しております。

(2) 他の保険会社(外国保険業者を含む。)その他金融業を行う者の業務の代理又は事務の代行当社の支店では、当社の保険商品の販売に加え、次の保険会社の商品の受託販売等を行っております。

・アフラック生命保険株式会社

・エヌエヌ生命保険株式会社

・住友生命保険相互会社

・第一生命保険株式会社

・東京海上日動あんしん生命保険株式会社

・日本生命保険相互会社

・第一ネオ生命保険株式会社

・三井住友海上あいおい生命保険株式会社

・明治安田生命保険相互会社

・メットライフ生命保険株式会社

(3) 郵政管理・支援機構から委託された簡易生命保険管理業務当社は、郵政民営化法により公社から郵政管理・支援機構に承継された、簡易生命保険契約の管理業務を、郵政管理・支援機構から受託しております。

出典:有価証券報告書【事業の内容】(2026年6月提出・S100YD29)。事業系統図は省いています。

03

かんぽ生命保険のグループの関係

親会社と、主な子会社・関連会社。有価証券報告書の【関係会社の状況】から作っています。上場している会社は、その会社の有報の数字を並べています。

親会社(上から順に)

  1. 日本郵政事業会社売上 114,406億円(2025年度)・平均年間給与 872万円
  2. かんぽ生命保険親会社のグループが議決権の49.8%を持つ(直接の親会社は日本郵政)

そのほかの主な子会社

  • かんぽシステムソリューションズ株式会社100.0%情報システムの設計、開発、保守及び運用業務の受託

連結子会社 1社(有報に社名が載る主な会社は1社)。持分法適用関連会社など 1社。子会社の割合は議決権の所有割合(間接所有を含む)。上場していない子会社の売上・利益が載るのは連結売上の10%を超える会社だけで、従業員数と平均年間給与は有価証券報告書に載りません。

04

中期経営計画

会社が開示資料に書いたことを、そのまま引用しています。評価・予想・推奨は含みません。

中期経営計画

一次資料ベース

中期経営計画に言及があるが、数値目標は有価証券報告書に記載がない。数値は決算説明資料側にあるとみられる。

有価証券報告書【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】より

05

株主と配当

配当の方針、株主優待、大株主を、有価証券報告書の記載のまま並べています。評価・推奨ではありません。

かんぽ生命保険の配当政策

当社は、株主に対する利益の還元を経営上重要な施策の一つとして位置づけるとともに、経営の健全性を確保しつつ、安定的な株主への利益還元を行っております。

具体的には、今後の利益見通し、財務の健全性を考慮しつつ、株主配当については、1株当たり配当額について、2028年度までの中計期間においては原則として減配を行わず、各事業年度についてその前事業年度の1株当たり配当額を最低限維持し、それ以上に、増配することを目指してまいります。

さらに、株主に対する柔軟な利益還元を図ること等を目的として、機動的な自己株式取得等を行うことで、総還元性向について中期平均55%程度を目指してまいります。

なお、財務目標として、新契約の初年度に係る標準責任準備金負担による影響及びのれん償却による影響を調整した指標である「修正利益」を設定しており、「修正利益」を原資とした安定的な株主還元を実施しております。

また、内部留保資金につきましては、経営環境の変化に対応し、将来に向けた安定的な企業成長を実現するために活用してまいります。

当社は、会社法第459条の規定に基づき、取締役会の決議によって剰余金の配当を行う旨を定款に定めております。

2026年3月期の配当につきましては、1株当たり配当額は124円(うち中間配当62円)となりました。

また、2021年6月に日本郵政株式会社による当社株式の議決権比率は49.9%程度となり、日本郵政株式会社から総務大臣に対し、当社株式の2分の1以上を処分した旨の届出が行われたことから、郵政民営化法上の新規業務に係る上乗せ規制が認可制から届出制へと緩和されております。自己株式取得を行う場合は、引き続き、日本郵政株式会社による当社株式の議決権比率が2分の1以下に維持できるように検討してまいります。このため、自己株式取得を行う場合であっても、日本郵政株式会社による当社株式の議決権比率の状況次第では、自己株式取得額が当初想定している金額を大幅に下回る可能性があるほか、当社株式の市場価格、経営環境、業績見通し、財務の健全性等を踏まえて自己株式取得を実施しない可能性や当初想定している金額を大幅に下回る可能性があります。

なお、当社は毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨を定款に定めており、2027年3月期については、株主の皆さまへの利益還元の機会を充実させることを目的として、中間配当、期末配当の年2回の剰余金の配当を予定しております。

有価証券報告書【配当政策】より(2026年6月提出)

1株配当と配当性向

かんぽ生命保険の1株配当と配当性向の推移
年度1株配当(円)配当性向(%)
20207625.8
20219024.0
20229236.8
20239440.6
202410432.1
202512426.9

有価証券報告書【主要な経営指標等の推移】より。株式分割をした年は、有報の1株配当が分割の前後で遡って直されていないため、前の年と並べて比べられません。

かんぽ生命保険の株主優待

2026年6月提出の有報

「株主に対する特典」は「該当事項はありません。」と記載されています。

有価証券報告書【提出会社の株式事務の概要】「株主に対する特典」の記載です。提出日時点の内容で、その後に変わっていることがあります。最新の内容は会社の発表で確かめてください。

かんぽ生命保険の大株主(上位10名)

2026年3月末
かんぽ生命保険の大株主
順位株主持株比率(%)
1日本郵政株式会社49.75
2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.50
3株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.18
4STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 5050012.93
5NOMURA CUSTODY NOMINEES LIMITED OMNIBUS-FULLY PAID (CASHPB)1.35
6かんぽ生命保険社員持株会0.95
7THE BANK OF NEW YORK, TREATY JASDEC ACCOUNT0.73
8JP MORGAN CHASE BANK 3857810.71
9STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 5051030.59
10BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT0.57

有価証券報告書【大株主の状況】より。持株比率は、発行済株式(自己株式を除く)に対する割合です。上位10名の合計は70.26%。信託銀行の名義には、投資信託や年金などの資金がまとめて入っています。

06

主要な指標の推移(最大14期)

表示する指標をチェックで選べます。逆算 が付く指標は、開示値から計算したものです。

表示する指標を選ぶ(5 / 47)閉じる

選択中 5 指標 / 候補 47 指標(有価証券報告書・決算説明資料・逆算)

損益

財務

資本効率

キャッシュ

株主還元

人的資本

投資

← 横にスクロールできます →

主要な指標の推移
指標20122013201420152016201720182019202020212022202320242025
保険料等収入億円64,81859,11659,56754,13950,41942,36539,59932,45526,97924,19022,00924,84031,54921,887
経常利益億円5,2944,6274,9264,1152,7983,0922,6492,8663,4573,5611,1761,6121,7032,719
経常利益率%8.27.88.37.65.57.36.78.812.814.75.36.55.412.4
当期利益億円9106288138498861,0451,2051,5071,6611,5819768711,2351,688
EPS円4,550.0104.7135.5141.5147.7174.2200.9267.4295.3125.183.275.8107.5152.6

空欄は「未収録」です。会社が開示していないか、まだ読み込んでいないかのどちらか。推計値では埋めません。

推移は、有価証券報告書の冒頭にある【主要な経営指標等の推移】から5期分ずつ取っています。売上高・経常利益・純利益・純資産・総資産・自己資本比率・1株情報・従業員数などが1つの表に並んでいるので、3期分の有報で最大14期そろいます。

07

人的資本

有価証券報告書の【従業員の状況】から取れる数字と、そこからの逆算。投資の観点でも、企業研究の観点でも同じ表を見ることになります。

1人当たり売上高118.4百万円2025年度・逆算
1人当たり営業利益14.7百万円2025年度・逆算
平均年齢未収録有報から未取得
平均勤続年数未収録有報から未取得

平均年間給与は提出会社(単体)ベースです。連結全体の数字ではありません。従業員数は連結ベースなので、この2つは母集団が違います。割り算をするときはその点に注意してください。

かんぽ生命保険の女性管理職比率・男性の育休取得率・男女の賃金の差異

女性管理職比率10.6%2025年度業種の中央値 19.9%(保険業12社)2023:9.8 2024:9.9 2025:10.6
男性の育児休業取得率100.0%2025年度業種の中央値 87.5%(保険業11社)2023:100.0 2024:100.0 2025:100.0
男女の賃金の差異75.1%2025年度業種の中央値 68.9%(保険業11社)2023:73.4 2024:74.1 2025:75.1
女性役員比率21.1%2025年度業種の中央値 21.1%(保険業13社)2022:25.0 2023:25.0 2024:27.3 2025:21.1役員38名のうち女性8名

女性管理職比率・男性の育児休業取得率・男女の賃金の差異は、2023年3月期の有報から【従業員の状況】に載るようになった数字です。提出会社(単体)の値で、公表の義務が無い会社は記載していないことがあります。

男女の賃金の差異は、男性の平均賃金を100としたときの女性の平均賃金です。職種や役職の構成の違いを含んだ平均どうしの比べなので、同じ仕事の賃金の差ではありません。男性の育児休業取得率は、その年度に配偶者が出産した人の数で割るため、100%を超えることがあります。

08

会社の概要と沿革

代表者
取締役兼代表執行役社長 谷垣 邦夫
本店の所在地
東京都千代田区大手町二丁目3番1号
決算期
3月
市場・業種
東証プライム / 保険業
役員
38名(うち女性8名)

有価証券報告書の表紙と【役員の状況】より(2026年6月提出)。

かんぽ生命保険の沿革

  1. 当社は、2005年10月に成立した郵政民営化法に基づき、2006年9月1日に「株式会社かんぽ」として設立され、2007年9月30日までの間、生命保険会社として営業を開始するための準備を行ってまいりました。同年10月1日に、生命保険業の開始に伴い、商号を「株式会社かんぽ生命保険」に変更し、同日以降は、生命保険業及び独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構(2019年4月1日より「独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」に名称変更しております。以下、別段の記載がない限り「郵政管理・支援機構」といいます。)の委託を受けて行う簡易生命保険管理業務を行っております。
  2. 2006年9月郵政民営化法に基づき、株式会社かんぽ設立
  3. 2007年10月生命保険業の開始に伴い、株式会社かんぽ生命保険に商号変更
  4. 2007年10月郵政管理・支援機構の委託を受け、簡易生命保険管理業務を開始
  5. 2007年12月新規業務(運用対象の自由化)の認可取得
  6. 2008年6月法人向け商品の受託販売開始
  7. 2008年7月「かんぽ生命 入院特約 その日から」販売開始
  8. 2009年7月奈良支店及び和歌山支店の開設により、全都道府県に支店を設置
  9. 2011年10月かんぽシステムソリューションズ株式会社(現 連結子会社)を子会社化
  10. 2014年4月学資保険「はじめのかんぽ」販売開始
  11. 2014年7月アメリカン ファミリー ライフ アシュアランス カンパニー オブ コロンバス(注1)のがん保険の受託販売等の取扱開始
  12. 2015年10月養老保険「新フリープラン(短期払込型)」販売開始
  13. 2015年11月当社普通株式を東京証券取引所市場第一部へ上場
  14. 2015年11月法人向け商品(総合福祉団体定期保険等)の受託販売開始
沿革の続き(あと16件・2012年まで)
  1. 2016年3月新規業務(再保険の引受け、付帯サービス)の認可取得
  2. 2016年3月第一生命保険株式会社(注2)と業務提携
  3. 2017年10月特約「医療特約 その日からプラス」販売開始
  4. 2017年10月終身保険(低解約返戻金型)「新ながいきくん 低解約返戻金プラン」販売開始
  5. 2017年10月長寿支援保険(低解約返戻金型)「長寿のしあわせ」販売開始
  6. 2019年4月引受基準緩和型商品「かんぽにおまかせ」、先進医療特約の販売開始
  7. 2019年4月当社株式の第2次売出し
  8. 2022年4月特約「医療特約 もっとその日からプラス」販売開始
  9. 2022年4月東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行
  10. 2023年4月学資保険「はじめのかんぽ」の改定
  11. (注) 1.米国法人の日本支店が日本法人化され、日本支店の事業については日本法人へ承継されたことにより、本書提出日現在における契約先はアフラック生命保険株式会社となっております。
  12. 2.業務提携先グループ内部における業務移管により、本書提出日現在における業務提携先は株式会社第一ライフグループとなっております。
  13. (参考)簡易生命保険の沿革
  14. 1916年10月逓信省において、簡易生命保険事業創業
  15. 1926年10月逓信省において、郵便年金事業創業
  16. 1949年6月郵政省発足
  17. 2001年1月省庁再編に伴い、郵政事業庁発足
  18. 2003年4月日本郵政公社発足
  19. (参考) 当社の設立経緯等
  20. (1) 設立経緯
  21. 1885年に設立され、郵便事業、郵便為替事業及び郵便貯金事業を行っていた逓信省において、1916年に簡易生命保険事業、1926年に郵便年金事業が創業されました。その後、1949年に郵政省が設立され、郵政事業は逓信省から郵政省に引き継がれました。
  22. 2001年1月、郵政省は自治省及び総務庁との統合により発足した総務省及び郵政事業の実施に関する機能を担う同省の外局として置かれた郵政事業庁に再編された後に、2002年7月に郵政公社化関連4法が公布され、2003年4月に日本郵政公社(以下「公社」といいます。)が発足することとなりました。
  23. 2004年9月、公社の4機能(窓口サービス、郵便、郵便貯金及び簡易生命保険)をそれぞれ株式会社として独立させること、これらの株式会社を子会社とする純粋持株会社を設立すること等を主な内容とする「郵政民営化の基本方針」が閣議決定され、2005年10月に郵政民営化関連6法が成立いたしました。
  24. これに伴い、2006年9月に、民営化後の業務を準備する会社「株式会社かんぽ」として、当社が設立されました。
  25. 2007年10月、郵政民営化(郵政民営化関連6法の施行)に伴い公社が解散すると、その業務その他の機能並びに権利及び義務は、5つの承継会社(日本郵政株式会社、郵便事業株式会社、郵便局株式会社、株式会社ゆうちょ銀行及び当社)及び郵政管理・支援機構に引き継がれました。これにより、5つの承継会社を中心とした日本郵政グループが発足いたしました。
  26. 同時に、当社は「株式会社かんぽ」から「株式会社かんぽ生命保険」に商号を変更し、生命保険業を開始いたしました。
  27. (2) 郵政民営化法及び日本郵便株式会社法の改正
  28. 2012年10月1日に施行された郵政民営化法の改正により、郵便事業株式会社と郵便局株式会社は、郵便局株式会社を存続会社として合併し、日本郵便株式会社となり、日本郵政グループは5社体制から4社体制へと再編されました。また、日本郵政株式会社及び日本郵便株式会社においては、それまで郵便のサービスについて定められていたユニバーサルサービス義務の範囲が拡大され、郵便の役務、簡易な貯蓄、送金及び債権債務の決済の役務並びに簡易に利用できる生命保険の役務が、利用者本位の簡易な方法により郵便局で一体的にかつあまねく全国において公平に利用できることが確保されるよう、郵便局ネットワークを維持することが義務づけられました(かかる義務に基づき日本郵便株式会社の郵便局ネットワーク(以下「郵便局ネットワーク」といいます。)を通じて行われる役務提供を、以下「ユニバーサルサービス」といいます。)。同時に、日本郵便株式会社法において、保険窓口業務が健全、適切かつ安定的に運営されるための契約の締結が、日本郵便株式会社の業務の範囲として定められ、改正後の郵政民営化法により、その契約の当初の相手方は当社であることが定められました。これを受けて、当社と日本郵便株式会社との間で、日本郵便株式会社が当社の保険契約に係る保険窓口業務を行うことを内容とした保険窓口業務契約を締結するとともに、郵政民営化法の改正に係る国会審議を踏まえ、日本郵便株式会社による保険のユニバーサルサービスの安定的な提供に資するため、当該契約を締結する旨を当社の定款に規定いたしました。当該契約は、ユニバーサルサービス義務が課せられた保険窓口業務の具体的な内容として、当社の普通終身保険、特別終身保険、普通養老保険及び特別養老保険に係る保険募集並びに保険金支払請求の受理を郵便局において実施することを定めております。
  29. (3) 日本郵政株式会社、株式会社ゆうちょ銀行及び当社の上場並びに金融2社の株式の処分
  30. 2011年に施行された復興財源確保法(東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法)において、政府が保有する日本郵政株式会社の株式については、その売却収入を東日本大震災に係る復興債の償還費用の財源に充てるため、政府が保有しなければならない3分の1超にあたる部分を除き、早期に処分されることが定められており、かつ、改正後の郵政民営化法においても、同様に、日本郵政株式会社の株式については、政府が保有しなければならない3分の1超にあたる部分を除き、早期に売却することが定められております。
  31. また、改正後の郵政民営化法において、日本郵政株式会社が保有する株式会社ゆうちょ銀行及び当社(以下「金融2社」といいます。)の株式については、金融2社の経営状況、ユニバーサルサービス確保の責務の履行への影響等を勘案しつつ、その全部をできる限り早期に処分することが定められております。
  32. このような法令上の要請に加え、日本郵政株式会社が政府と検討を進めた結果、金融2社の株式についても経営の自由度確保のため早期の処分が必要であること、また、金融2社の株式価値を日本郵政株式会社の価格への透明性を持って反映させることといった観点を総合的に勘案し、3社(日本郵政株式会社、株式会社ゆうちょ銀行及び当社)の上場はいずれも遅らせることなく、同時に行うことが最も望ましいという判断から、政府による日本郵政株式会社の株式の売出し・上場にあわせ、金融2社の株式についても、同時に売出し・上場を目指す方針が決定され、2015年11月、当社は日本郵政株式会社及びゆうちょ銀行とともに、東京証券取引所市場第一部へ上場いたしました。
  33. 2019年4月の日本郵政株式会社による当社株式の2次売出し及び当社による自己株式取得、並びに2021年5月の当社による自己株式取得等により、日本郵政株式会社の当社に対する議決権比率は2021年6月に49.9%程度まで低下しました。同社による当社株式の保有割合が50%を下回ったことから、「3 事業の内容 (参考) 郵政民営化法による特例措置」に記載のとおり、新商品の開発・販売等の新たな業務を行う際の郵政民営化法上の認可手続きが不要となり、届出制に移行しました。当連結会計年度末現在、日本郵政株式会社が保有する金融2社株式の保有割合は50%を下回っており、同社は、郵政民営化法の趣旨を踏まえ、引き続き金融2社株式の処分について検討を進める旨を公表しております。
  34. (4) 日本郵政グループにおける当社の位置づけ
  35. 日本郵政グループは、当社の親会社である日本郵政株式会社を中心として、郵便・物流事業、郵便局窓口事業、国際物流事業、不動産事業、銀行業、生命保険業等を行っております。当社は、日本郵政グループの一員として、生命保険業を全国規模で行う企業であります。

有価証券報告書【沿革】より(2026年6月提出・S100YD29)。会社が書いたとおりに載せています。

保険業で規模の近い会社

保険料等収入の最新の値が近い順に2社。保険業の3社から選んでいます。

保険業の会社を条件で探す →

出典と収録状況

数値はすべて会社が公表した資料に紐づけています。出典のない数値はこのページに載せません。

一次資料 開示資料に記載のある値 逆算 開示された値から計算した値 デモ 画面確認用の仮データ

  1. 有価証券報告書 計10本(EDINET)から収録。1本に5期分の【主要な経営指標等の推移】が載るため、重複する年度は新しい報告書の値を採用している。docID: S100AJS9、S100D8BY、S100G138、S100ITE5、S100LKJ8、S100OA1O、S100QYAP、S100TOB2、S100VXF5、S100YD29一次資料

検索窓の扱いについて。入力された文字列は、あらかじめ収録した企業一覧との照合にだけ使っています。入力値をそのまま画面に書き戻したり、URL・問い合わせ文・生成AIへの指示文に混ぜたりはしません。

画面の描画は例外なく textContent で行い、innerHTML は一切使っていません。eval と new Function も使っていません。入力は40文字までで、日本語・英数字・一部記号以外は受け付けません。配信時は _headers で Content-Security-Policy を設定しています。

資料の読み込みを生成AIで行う場合も、PDFの中身は「指示」ではなく「データ」として扱い、抽出結果は必ず出典ページ番号とセットで保存して、人が突き合わせられる状態にします。

本ページは公開情報を整理したものです。特定の銘柄の取得・処分を推奨するものではなく、投資判断についての助言・評価・予想は含みません。
決算説明資料および中期経営計画の著作権は各社に帰属します。本ページは資料そのものを転載せず、数値の引用と出典の明示にとどめています。