ジーデップ・アドバンス

5885 / 日本基準 / 5月期

2018〜2025年度は連結財務諸表を作成しておらず、単体の数字です。

東証スタンダード卸売業一次資料ベース
収録 33 / 43 指標

下の「他の会社と比べる」で会社Bを選ぶと、ここに2社目が並び、グラフの系列と表の行が増えます。

当社は「Advance with you 世界を前進させよう」をミッションに掲げ、「システムインキュベーション事業」を展開しております。有価証券報告書【事業の内容】より(2026年8月提出)

同業2社と並べて動かすIT機器・OA商社の順位を再生

数字で見るジーデップ・アドバンス

2025年度の売上収益は69億円で、売上収益を比べられる東証上場3,585社のうち2823番目、卸売業288社のうち273番目の大きさです。2020年度から2025年度までの売上収益の年平均成長率は+15.1%です。平均年間給与は726.1万円(2025年度・提出会社単体)で、卸売業287社のうち112番目。平均年齢は43.8歳、平均勤続年数は2.8年です。

事業の大きさと稼ぐ力

売上収益69億円全体で上位79%(3,585社中)卸売業では273番目(288社中)2020→2025年度で年+15.1%(計算値)2025年度
当期利益8億円全体で上位60%(3,684社中)卸売業では199番目(288社中)2025年度
営業利益率逆算16.1%卸売業の中央値 3.3%(282社)2025年度
ROE24.7%卸売業の中央値 8.1%(288社)2025年度
自己資本比率60.9%卸売業の中央値 50.9%(288社)2025年度

働く人の数字

平均年間給与726.1万円全体で上位35%(3,658社中)卸売業では112番目(287社中)2025年度
平均年齢43.8歳卸売業の中央値 42.2歳(287社)2025年度
平均勤続年数2.8年卸売業の中央値 13.8年(286社)2025年度
従業員数(連結)34人卸売業の中央値 703人(288社)2020→2025年度で+88.9%(計算値)2025年度

順位は大きい順。平均年齢と平均勤続年数は大きいほうが良いとは言えないため、順位を付けずに業種の中央値と並べています。利益率・ROE・自己資本比率は業種による違いが大きいため、同じく業種の中央値と並べています。 平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数は提出会社(単体)ベース、従業員数は連結ベースです。評価・推奨ではありません。

他の会社と比べる

会社Bを選ぶと、下のグラフ・事業の構成・推移表に2社目が並びます。会社Aを変えると、そのままほかの会社のページに切り替わります。

入力は収録済みの企業一覧との照合にのみ使われます。

ジーデップ・アドバンスと同業2社を、ダッシュボードで並べるミクリード・ビューティカダンホールディングスと、売上・営業利益・平均年間給与などの推移を重ねて比べられます

▶ IT機器・OA商社業界の上場企業の順位の入れ替わりを再生する →

01

業績の推移

指標を選ぶとグラフが入れ替わります。会社Bを入れると系列が2本になります。

▶ ミクリード・ビューティカダンホールディングスと3社で重ねる(決算ダッシュボード)→

02

事業の構成と内容

有価証券報告書【セグメント情報等】からの売上構成比。会社Bを入れると横に並びます。

ジーデップ・アドバンス 最新期の売上構成比

有価証券報告書に事業の区分の記載がありません(単一セグメント)。

ジーデップ・アドバンスの事業の内容(有価証券報告書の記載)

当社は「Advance with you 世界を前進させよう」をミッションに掲げ、「システムインキュベーション事業」を展開しております。

当社のシステムインキュベーション事業とは、主にAI(注1)やビジュアライゼーション(注2)、その他ビッグデータ(注3)を取扱う市場における研究者や開発者のシステム環境上の課題に対して、最先端テクノロジーを用いたサーバー機等のハードウエアの提供といった当社オリジナルソリューションを提供することにより、今までとは違ったアプローチで研究や開発のスピードアップを支援するサービスとなります。

具体的には、当社が認定とトレーニングを受けているグローバルプロセッサメーカー(注4)の最新のテクノロジーと、提携しているグローバルベンダー(注5)の製品を顧客の課題に合わせて適宜組み合わせ、ハードウエア等の企画・設計から構築・運用支援までのサービスをワンストップで提供いたします。企画・設計のフェーズでは顧客の課題をヒアリングし、最新のテクノロジーを組み合わせたオリジナルモデルの設計と提案を行い、そして構築のフェーズでは提案したハードウエアの提供に加えて、ハードウエアを効果的かつ効率的に動作させる環境の構築を行っています。更に運用支援フェーズでは、ハードウエアの保守・メンテナンスに加えて、継続的な開発環境のアップデートサービスを提供しシステムの性能向上を図ります。

また、顧客の課題を解決する際に生み出された解決方法(ハードウエアやソフトウエア、その組み合わせ)をセミオーダー化して他の同様の課題を持っている顧客へソリューションサービスとして提供しております。

当社のソリューション提供のフロー

(1)当社のサービスの特徴について

当社の事業は「システムインキュベーション事業」の単一セグメントでありますが、「DXサービス」及び「Service & Support」の2つのサービスを提供しております。

「DXサービス」は顧客課題のヒアリングから環境設定までを対象としており、主なサービス内容としては顧客の課題解決に適したハードウエア及びソフトウエアの提供と、ハードウエアを効果的かつ効率的に動作させる環境の構築であります。ハードウエアの提供形態についてはオンプレミス(注6)のみならずクラウドやレンタルといった形態で提供するサブスクリプション(注7)サービスを提供しており、多様な顧客ニーズに柔軟に対応することが可能であります。

「Service & Support」は提供したソリューションの運用支援を対象としており、当社の「DXサービス」を提供した顧客に対して、常に最新で安定したシステムをご利用いただくためにハードウエアの保守と、継続的な開発環境のアップデートを組み合わせた運用支援を提供しております。当社の顧客は研究開発を行っている顧客が多く、その後の安定稼働は重要な顧客ニーズとなっており、そのニーズに沿ったソリューションとして、この「Service & Support」を提供しております。

サービス区分 / 主なサービス内容

① DXサービス / AI・ビジュアライズソリューションサービス その他DXソリューションサービス サブスクリプションサービス

② Service & Support / ハードウエアの保守 継続的な開発環境のアップデート

① DXサービス

DXサービスとして「a.AI・ビジュアライズソリューションサービス」と、「b.その他DXソリューションサービス」を提供しております。加えて、ソリューションの提供方法もクラウドやレンタルでの導入を可能にする「c.サブスクリプションサービス」も提供しております。

a.AI・ビジュアライズソリューションサービス

AIサービスを開発・運用するための製品やサービスの提供である「AIソリューションサービス」と、映像や画像を用いるコンピュータ処理を行うための製品やサービスである「ビジュアライズソリューションサービス」の2つで構成されています。

AIソリューションサービス

AIソリューションサービスは、AIサービスを開発・運用する顧客を対象としています。

AIの開発ではDeeplearning(注8)という手法が一般的に用いられており、当社ではDeeplearningを用いたAIの開発や運用に適した仕様のハードウエアと、Deeplearningで使用するソフトウエア(フレームワーク)、そのフレームワークを使いやすく設定したオリジナルのツールを組み合わせたターンキーシステム(電源を入れたらすぐに使えるシステム)を開発・組立・販売しています。

AIソリューションサービスの主なモデルは以下のとおりです。

分類 / モデル名 / 概要

当社オリジナル製品 / DeeplearningBOXシリーズ / 主にAI(Deeplearning)の学習(注9)を行うためのワークステーション(注10)

当社オリジナル製品 / InferenceBOX / 主にAI(Deeplearning)の推論(注11)を行うためのエッジ端末(注12)

NVIDIA社製品 / DGXシリーズ / 主に大規模なAI(Deeplearning)の学習を行うためのアプライアンスサーバー(注13)

ビジュアライズソリューションサービス

ビジュアライズソリューションサービスは、映像や画像を用いるコンピュータ処理を行う顧客を対象としています。CAD(注14)やCAE(注15)、コンピューターグラフィックスの制作やデジタルサイネージ(注16)で利用するグラフィックワークステーションの組立・販売や、当該事業を行っている顧客に対して、仮想空間上で作業を行い、結果を共有できるNVIDIA社のサービスOmniverse(注17)の環境構築とライセンス提供を行っています。

ビジュアライズソリューションサービスの主なモデルは以下のとおりです。

分類 / モデル名 / 概要

当社オリジナル製品 / GWSシリーズ / CAD、CAE、CGに利用可能なグラフィックワークステーション

BOXX Technology社製品 / ワークステーション / CAD、CAE、CGに利用可能なグラフィックワークステーション

NVIDIA社製品 / Omniverse / 仮想空間で作業と結果を共有できるサービスライセンスの提供とその環境構築

b.その他DXソリューションサービス

その他DXソリューションサービスは、データを大量に保管しておくための記憶装置(高速大容量ストレージ(注18))の組立・販売や、高速にデータを送受信するための広帯域ネットワーク(注19)機器の販売・設定、ハードウエアの利便性を高めるためのソフトウエアの販売・設定、及びそれらを組み合わせたシステムの設計や構築となります。

c.サブスクリプションサービス

当社のソリューションサービスはユーザーが資産として購入し、自社内で利用するオンプレミスによる提供の他に、レンタルやクラウドなどの「サブスクリプションサービス」として提供しております。

当社のクラウドサービスの特徴は仮想化(注20)しないベアメタルクラウド(注21)であるという点です。従来の仮想化を基盤としたハイパーバイザー(注22)型のクラウドサービスは、低コストやスケーラビリティ(注23)などのメリットがある反面、物理環境の性能劣化が避けられません。一方当社のベアメタルクラウドは、その利用用途がAI、ビジュアライゼーション、HPC(注24)などの分野であることを想定し、従来のクラウドサービスにおける予算内でのフレキシブルな利用などのメリットをある程度享受しつつ、1ユーザー占有のベアメタルを仮想化されていない状態で提供することで、物理環境の性能劣化がなく、オンプレミスと同等の性能を実現することを主眼としています。更に、ベアメタルクラウドでは1ユーザーが1台の機器を占有することができるためセキュリティ面でも大きなメリットがあります。

また、顧客のご要望に応じてクラウドではなく、レンタル形式で物理サーバーを提供するサービスも行っています。半導体の技術革新は猛烈なスピードで進化しており、18カ月から24カ月で新しいアーキテクチャ(注25)に置き換わります。当社の顧客は先端の研究開発を行っているユーザーが多く、常に最新の開発環境を利用して研究開発のスピードをあげることが重要なニーズとなっており、これに対応するため定額及び定期で当社の扱う先進的な技術を用いたソリューションを利用できるサブスクリプションサービスを提供しております。

② Service & Support

Service & Supportは、当社が提供する全てのソリューション(ハードウエア、ソフトウエア、構築ノウハウ)に対してハードウエアの保守だけではなく継続的な環境のアップデートを通して、常に最新で安定したシステムとして利用いただくためのオプショナル運用支援サービスです。

具体的には、ハードウエアの保証の他、サポート問い合わせ、メンテナンスパーツストック、オンサイト保守(出張保守)、パフォーマンスベンチマーク(注26)、利用環境アップデート、プライベートレクチャーの提供を行っております。これにより顧客はシステム環境の保守・運用に顧客自身のリソースを割くこと無く、常に最新で安定した状態で稼働できるシステムを利用可能であり、本来の業務に専念していただくことが可能となります。

当社の顧客は研究開発を行っている顧客が多く、システムの安定稼働とダウンタイム(注27)の短縮は重要な顧客ニーズとなっています。これらのニーズに沿ったソリューションとして、この「Service & Support」を提供しております。

出典:有価証券報告書【事業の内容】(2026年8月提出・S100YXZQ)。事業系統図は省いています。

03

ジーデップ・アドバンスのグループの関係

親会社と、主な子会社・関連会社。有価証券報告書の【関係会社の状況】から作っています。上場している会社は、その会社の有報の数字を並べています。

そのほかの主な子会社

  • 日本GPUコンピューティング有限責任事業組合34.2%NVIDIA社からのリベートの受取及びリベートの精算業務

連結子会社 1社(有報に社名が載る主な会社は1社)。子会社の割合は議決権の所有割合(間接所有を含む)。上場していない子会社の売上・利益が載るのは連結売上の10%を超える会社だけで、従業員数と平均年間給与は有価証券報告書に載りません。

04

中期経営計画

会社が開示資料に書いたことを、そのまま引用しています。評価・予想・推奨は含みません。

中期経営計画

一次資料ベース

「(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社では市場における事業の優位性を確保し、持続的な成長を目指すことが重要であると認識していることから、中期経営計画策定にあたり重視している経営指標は「営業利益率」とし、10%以上の数値を目安としております。」

有価証券報告書【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】より

05

株主と配当

配当の方針、株主優待、大株主を、有価証券報告書の記載のまま並べています。評価・推奨ではありません。

ジーデップ・アドバンスの配当政策

当社は、成長に応じた株主の皆様への安定的な利益還元を経営上の最重要課題の一つとして位置付けており、利益の配分にあたっては、企業価値向上に向けて投資は行いつつ、毎期配当性向をあげていく方針であります。

当社の剰余金の配当は、期末配当の年1回を基本的な方針としております。当社は会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議によって剰余金の配当等を行うことができる旨を定款に定めている他、中間配当を取締役会の決議によって行うことができる旨を定款に定めております。

内部留保資金につきましては、財務体質を強化するとともに、今後の事業拡大のための投資等に充当していく方針であります。

有価証券報告書【配当政策】より(2026年8月提出)

1株配当と配当性向

ジーデップ・アドバンスの1株配当と配当性向の推移
年度1株配当(円)配当性向(%)
20207,76820.0
20219,43920.0
20226219.7
20236720.4
20242323.0
20254430.4

有価証券報告書【主要な経営指標等の推移】より。株式分割をした年は、有報の1株配当が分割の前後で遡って直されていないため、前の年と並べて比べられません。

ジーデップ・アドバンスの株主優待

2026年8月提出の有報

「株主に対する特典」は「該当事項はありません。」と記載されています。

有価証券報告書【提出会社の株式事務の概要】「株主に対する特典」の記載です。提出日時点の内容で、その後に変わっていることがあります。最新の内容は会社の発表で確かめてください。

ジーデップ・アドバンスの大株主(上位10名)

2026年5月末
ジーデップ・アドバンスの大株主
順位株主持株比率(%)
1株式会社IAM55.15
2飯野 亜矢子5.50
3野村信託銀行株式会社(投信口)3.53
4上嶋 秀治1.92
5飯野 匡道1.92
6大本 敦1.11
7大橋 達夫1.00
8株式会社上商0.94
9小島 広0.68
10JPモルガン証券株式会社0.57

有価証券報告書【大株主の状況】より。持株比率は、発行済株式(自己株式を除く)に対する割合です。上位10名の合計は72.32%。信託銀行の名義には、投資信託や年金などの資金がまとめて入っています。

06

主要な指標の推移(最大14期)

表示する指標をチェックで選べます。逆算 が付く指標は、開示値から計算したものです。

表示する指標を選ぶ(5 / 47)閉じる

選択中 5 指標 / 候補 47 指標(有価証券報告書・決算説明資料・逆算)

損益

財務

資本効率

キャッシュ

株主還元

人的資本

投資

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主要な指標の推移
指標20122013201420152016201720182019202020212022202320242025
売上収益億円——————177343538446669
営業利益億円—————————467811
営業利益率%—————————11.614.715.012.716.1
当期利益億円——————00234458
EPS円——————8,330.39,769.748.659.078.882.1100.0144.6

空欄は「未収録」です。会社が開示していないか、まだ読み込んでいないかのどちらか。推計値では埋めません。

推移は、有価証券報告書の冒頭にある【主要な経営指標等の推移】から5期分ずつ取っています。売上高・経常利益・純利益・純資産・総資産・自己資本比率・1株情報・従業員数などが1つの表に並んでいるので、3期分の有報で最大14期そろいます。

07

人的資本

有価証券報告書の【従業員の状況】から取れる数字と、そこからの逆算。投資の観点でも、企業研究の観点でも同じ表を見ることになります。

1人当たり売上高204.4百万円2025年度・逆算
1人当たり営業利益32.9百万円2025年度・逆算
平均年齢43.8歳2025年度
平均勤続年数2.8年2025年度

平均年間給与は提出会社(単体)ベースです。連結全体の数字ではありません。従業員数は連結ベースなので、この2つは母集団が違います。割り算をするときはその点に注意してください。

ジーデップ・アドバンスの女性管理職比率・男性の育休取得率・男女の賃金の差異

女性管理職比率記載なし有報のXBRLに記載が無い
男性の育児休業取得率記載なし有報のXBRLに記載が無い
男女の賃金の差異記載なし有報のXBRLに記載が無い
女性役員比率14.3%2025年度業種の中央値 14.3%(卸売業245社)2022:12.5 2023:12.5 2024:12.5 2025:14.3役員7名のうち女性1名

女性管理職比率・男性の育児休業取得率・男女の賃金の差異は、2023年3月期の有報から【従業員の状況】に載るようになった数字です。提出会社(単体)の値で、公表の義務が無い会社は記載していないことがあります。

男女の賃金の差異は、男性の平均賃金を100としたときの女性の平均賃金です。職種や役職の構成の違いを含んだ平均どうしの比べなので、同じ仕事の賃金の差ではありません。男性の育児休業取得率は、その年度に配偶者が出産した人の数で割るため、100%を超えることがあります。

08

会社の概要と沿革

代表者
代表取締役CEO 執行役員 飯野 匡道
本店の所在地
宮城県仙台市青葉区国分町三丁目4番33
決算期
5月
市場・業種
東証スタンダード / 卸売業
役員
7名(うち女性1名)

有価証券報告書の表紙と【役員の状況】より(2026年8月提出)。

ジーデップ・アドバンスの沿革

  1. (はじめに)
  2. (当社設立前)
  3. 当社の実質的な前身であるトーワ電機株式会社(以下「トーワ電機㈱」という。)は、1978年12月に電子部品の卸売を目的に宮城県仙台市河原町に設立され、1993年10月より現在も手掛けている情報通信機器の取扱いを開始しました。2007年11月からGPUやGPGPU製品の取扱いを開始し、2008年にはNVIDIA Corporation(以下「NVIDIA社」という。)のパートナー認定(注1)を受けております。なお、GPUとはGraphics Processing Unitの略で、画像処理装置のことであり、GPGPUとはGPUを画像処理以外の用途で使用することです。また、GPGPU製品とはGPUを組み込んだサーバー機等の製品のことをいいます。主なGPGPU製品は、AIの学習を行うワークステーション(注2)やAIの推論を行うためのエッジ端末(注3)となります。
  4. 2010年3月にはNVIDIA社の紹介等により、トーワ電機㈱の他、株式会社サイコム(以下「㈱サイコム」という。)及びプロメテック・ソフトウェア株式会社(現「プロメテックグループ株式会社」以下「プロメテックグループ㈱」という。)の3社が集まり、各社の強みを生かして、GPGPUの市場創出活動を目的として日本GPUコンピューティング有限責任事業組合(以下「LLP」という。)が設立されました。LLPがセミナー等のイベントの企画運営を通じてGPGPUを普及させる活動を行い、各組合員が実際のGPGPUの調達、販売などの活動を行っておりました。
  5. しかしながら、設立当初構想していた各組合員の強みを生かした調達や販売体制の構築が難しかったことから、LLPで認定を受けているパートナー制度を生かして各組合員が個別にGPGPUの普及や販売活動をより積極的に行う方針へ転換をしました。その結果、LLPはNVIDIA社からのパートナー認定は継続しているものの、販売や仕入などの営業活動を行わず、NVIDIA社から受け取ったリベートの請求及び配分が主な業務となりました。
  6. (当社設立後)
  7. そのような背景をもとに当社は、2016年1月にGPGPU製品等を提供することを目的に、トーワ電機㈱の子会社(商号 株式会社GDEPアドバンス)として、設立されました。
  8. 当社設立後は、当社とトーワ電機㈱で取扱うブランドを区別し、当社はNVIDIA社のGPGPU製品等の商材に特化した営業活動を行ってまいりました。その後、業歴の長いトーワ電機㈱との取引を継続する顧客が一定数いる一方、当社はGPGPUの市場において一定のプレゼンスを高めてきた結果、仕入機能をトーワ電機㈱でもたせながら、当社はNVIDIA社のGPGPU製品等の販売を行い、当社とトーワ電機㈱は一体でGPGPUの普及に取り組んでまいりました。なお、会社分割を行う2020年3月以前は、トーワ電機㈱の役職員が当社の運営を兼務しており、経営資源を当時の事業主体であったトーワ電機㈱に集中させておりました。
  9. このような中、当社とトーワ電機㈱の関係を見直した結果、当社に経営資源を集中させ、情報通信業を拡大させていく一方、トーワ電機㈱においては情報通信業とは関係のない業務を継続していくことが最適と考え、2020年4月に会社分割を行い、当社はトーワ電機㈱の情報通信関連の全ての事業及びトーワ電機㈱が保有するLLPへの出資持分を承継いたしました。
  10. この分割と同時に、当社は商号を株式会社ジーデップ・アドバンスに変更し、現在に至っております。
  11. 以上の変遷を図示いたしますと、次のようになります。
  12. 当社の実質的な前身であるトーワ電機㈱の沿革については以下のとおりであります。
  13. 1978年12月仙台市河原町で設立
  14. 1991年4月仙台市泉区へ移転
沿革の続き(あと46件・2025年まで)
  1. 1993年10月情報通信機器の取扱いを開始
  2. 1993年12月大学生協との取引を開始
  3. 2006年1月Intel Corporation(以下「Intel社」という。)からパートナーに認定
  4. 2007年11月GPGPU製品である「Tesla(注4)」の販売を開始
  5. 2008年2月NVIDIA社からパートナーに認定
  6. 2010年3月日本GPUコンピューティング有限責任事業組合(以下「LLP」という。)を設立
  7. 2013年9月東京都文京区本郷に東京営業所を開設
  8. 2014年4月仙台本社を仙台市青葉区に移転
  9. 2015年4月深層学習(ディープラーニング)研究者向け専用ワークステーション「Deeplearning Box®」を発売開始
  10. 2016年1月株式会社GDEPアドバンス(以下「㈱GDEPアドバンス」という。)を設立
  11. 2020年4月㈱GDEPアドバンスに情報通信関連の全ての事業を分割
  12. 当社の沿革については以下のとおりであります。なお当社の関連会社であるLLPの沿革のうち、当社の事業活動に影響がある事項も併せて記載しております。
  13. 2015年8月LLP LLPがNVIDIA社からパートナーに認定
  14. 2016年1月当社 東京都文京区湯島において㈱GDEPアドバンスを設立
  15. 2017年6月LLP LLPがNVIDIA社から「DGX-1™BEST Reseller Award(注5)」を受賞
  16. 2017年7月当社 DeepLearningBOX®のレンタルサービスを開始
  17. 2018年7月当社 /LLP 当社が日本GPUコンピューティング有限責任事業組合(LLP)へ出資
  18. 2018年8月当社 Windows版 DeepLearningBOX®の発売
  19. 2018年9月当社 オランダBrightComputing,Inc.(以下「BrightComputing社」という。)と代理店契約を締結
  20. 2018年10月当社 GPUソフトウエアバイナリコレクション「GDEP G-Works(注6)」を提供開始
  21. 2018年12月当社 本店を東京都港区芝に移転
  22. 2019年6月当社 AIアプライアンスサーバーDGX-2を利用したクラウドサービスを提供開始
  23. 2019年10月当社 NVIDIA®DGX SuperPOD™の取扱いを開始
  24. 2019年11月当社 NVIDIA社からパートナーに認定
  25. 2019年11月当社 中国Inspur Group Co.,Ltd.と代理店契約を締結
  26. 2020年3月当社 米国XILINX,Inc.(以下、「XILINX社」という。)とVARパートナー契約を締結
  27. 2020年4月当社 親会社トーワ電機㈱から吸収分割により情報通信事業を承継
  28. 2020年4月当社 商号を「株式会社ジーデップ・アドバンス」に変更
  29. 2020年4月当社 本店を現在地(宮城県仙台市青葉区)に移転
  30. 2020年10月当社 米国Advanced Micro Devices, Inc.(以下「AMD社」という。)からパートナーに認定
  31. 2021年1月当社 インテル社からパートナーに認定
  32. 2021年4月当社 米国Super Micro Computer, Inc.と代理店契約を締結
  33. 2021年6月当社 NVIDIA Omniverse™アシストセンター「G.E.T.(注7)」を設置
  34. 2022年6月LLP LLPがNVIDIA社から「Best Compute DGX Partner of the year」「BEST NPN of the year(注8)」を受賞
  35. 2023年6月当社 東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場
  36. 2023年7月LLP LLPがNVIDIA社から「Best Infrastructure Partner of the Year(注9)」「BEST NPN of the year」を受賞
  37. 2024年2月当社 東京本社を東京都中央区晴海に移転
  38. 2024年2月当社 モビリティ業界向けにNVIDIAテクノロジーのトライアル環境「GAT(注10)」を提供開始
  39. 2024年3月LLP LLPがNVIDIA社から「FY24 Solution Provider Award」を受賞
  40. 2024年9月当社 日本経済団体連合会へ入会
  41. 2024年11月当社 ISO9001及びISO14001の認証取得
  42. 2025年2月当社 大規模AI開発向けアプリケーションリソースマネジメントツール「G-Suite(注11)」を提供開始
  43. 2025年3月当社 占有型のGPUクラウド「GX CLOUD」サービス開始
  44. 2025年3月当社 NVIDIA社から「Solution Provider Award」を受賞
  45. 2025年6月当社 NVIDIA DGX™ B200で「Dify(注12)」を利用した生成AI開発サービス 「GX CLOUD × Dify」を提供開始
  46. 2025年6月当社 株式会社マクニカと共同企画である AIロボット開発支援パッケージ「ROBODEV」を提供開始
  47. 2025年8月当社 RTX PRO™ 6000 Blackwell Server Editionを 搭載した「NVIDIA RTX PRO サーバー」を提供開始
  48. (注)1.NVIDIA社は、アメリカのカリフォルニア州に拠点を置く大手半導体メーカーで、世界有数のGPUのメーカーであります。NVIDIA社のパートナー認定とは、NVIDIA社の各種GPUソリューション、ネットワークソリューション、ソフトウエアの普及に貢献した企業を、NVIDIA社が認定するプログラムのことをいいます。
  49. 2.ワークステーションとは、計算用や描画用など利用用途に特化した性能を持ち、一般的なパソコンよりも高性能なコンピュータのことであります。
  50. 3.エッジ端末とは、IoTで使用される末端の機器のことであります。IoTとは、あらゆるものをインターネットに接続して互いに連動しあうシステムのことであります。
  51. 4. NVIDIA「Tesla」シリーズは、2007年に発売されたGPGPU製品に使用されたブランド名です。2017年に発売された製品V100から「Tesla」のブランド名が外され、「NVIDIA V100」という表記に変更となっています。現行品である2020年発売の「NVIDIA A100」、2022年発売の「NVIDIA H100」が後継機種にあたります。
  52. 5. NVIDIA社よりNVIDIA®DGX™シリーズの販売の功績を評価され受賞いたしました。2023年7月からは「Best Infrastructure Partner of the Year」に変更されております。なおDGXとは、NVIDIA社が販売するAIサーバーであり、NVIDIA®DGX™シリーズとして、「DGX-1」、「DGX-2」、「DGX-3」、「DGX-A100」、「DGX-H100」、「DGX-B200」等が発売されています。
  53. 6. GDEP G-Worksとは、AI用途でサーバーを利用する場合に必要なソフトなどがパッケージ化されているツールであり、G-Worksを利用することで顧客は複雑な設定をせずにサーバーを使用することが可能となります。
  54. 7. G.E.T.とは、Omniverseという新しいテクノロジーをよりスムーズに顧客へ提供することを目的として、当社と、株式会社エルザジャパン及び株式会社Tooが組織したアライアンスのことをいいます。
  55. 8. BEST NPN of the yearは、国内の全てのNVIDIA認定パートナー(NPN)の中で、最もビジネス貢献が高いパートナーに対して贈られるアワードです。
  56. 9. Best Infrastructure Partner of the Yearは、NVIDIA社AIサーバーであるDGXシリーズやGPGPUカードなど、NVIDIA社製品の国内販売実績が最も優れているパートナーに対して贈られるアワードです。
  57. 10. GATとは、超高速最新GPUで高速化されたNVIDIA DGX システムを占有して試せるPoC環境提供サービスです。日本のモビリティ業界にEnd-to-EndのAI開発を支援することを目的とし、株式会社ネクスティ エレクトロニクスと当社が共同で提供しております。
  58. 11. G-Suiteとは、G-worksの仕組みを継承し、更に発展させたツールとなっており、大規模AI開発を行う顧客にも対応しております。
  59. 12. Difyとは、専門的なプログラミング知識がなくても、直感的な操作(ノーコード・ローコード)でオリジナルのAIアプリを作成・運用できるプラットフォームのことであります。
  60. 以下に、LLPの沿革に関する補足事項を記載します。
  61. 2016年4月に、NVIDIA社から組合員各社が行ったGPGPUの普及活動がLLPの活動として評価され、LLPは「NVIDIA®DGX™シリーズ」の国内セールスパートナーに認定されました。この認定に基づき、当社含め各組合員はGPGPU製品等の販売活動を行ってまいりました。その結果、組合員各社の販売実績は、NVIDIA社よりLLPの販売実績として評価され、LLPは「DGX-1™BEST Reseller Award」や「Best Infrastructure Partner of the Year」を2017年から7年連続で受賞しております。
  62. 2018年7月に、当社とGDEPソリューションズ株式会社(プロメテックグループ㈱の子会社。以下、「GDEPソリューションズ㈱」という。)がLLPに出資をしております。なお、GDEPソリューションズ㈱は、LLPの各組合員が個別にGPGPUの販売等を行う方針へ転換したことに伴って、トーワ電機㈱が当社を設立したことと同様に、GPGPU製品等を提供することを目的に、プロメテックグループ㈱により設立された会社です。
  63. 2020年4月に当社がトーワ電機㈱から吸収分割により情報通信事業を承継し、トーワ電機㈱の持分を当社が承継しました(注13)。分割後は、当社とGDEPソリューションズ㈱が、GPGPU製品等の販売を行っております。
  64. NVIDIA社では認定パートナーに対して販売実績などによる対価やマーケティングファンド(注14)などのリベートの支払いを行っております。LLPもNVIDIA社の認定パートナーであることから、当社とGDEPソリューションズ㈱の対象製品販売実績などを集計しNVIDIA社に報告することで、NVIDIA社からリベートを受け取っております。LLPでは受け取ったリベートを実績に応じて当社とGDEPソリューションズ㈱に配分しております。なおLLPでは販売や仕入れなどの営業活動を行っていないため、実際の販売実績は当社とGDEPソリューションズ㈱の販売実績を集計した数字となります。現状、LLPはNVIDIA社から受け取ったリベートの請求及び配分を主な業務としております。
  65. (注)13. 当社がトーワ電機㈱の持分を承継したことに伴い、LLPの組合員は、当社、㈱サイコム、プロメテックグループ㈱及びGDEPソリューションズ㈱の4社となりました。
  66. 14. マーケティングファンドとは、NVIDIA社の対象製品の普及に関係する広告やセミナー等のイベントを実施した場合に、実費相当が補填されるリベートのことをいいます。

有価証券報告書【沿革】より(2026年8月提出・S100YXZQ)。会社が書いたとおりに載せています。

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出典と収録状況

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一次資料 開示資料に記載のある値 逆算 開示された値から計算した値 デモ 画面確認用の仮データ

  1. 有価証券報告書 計4本(EDINET)から収録。1本に5期分の【主要な経営指標等の推移】が載るため、重複する年度は新しい報告書の値を採用している。docID: S100RRDW、S100UAJX、S100WKSA、S100YXZQ一次資料

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