大研医器

7775 / 日本基準 / 3月期

2012〜2025年度は連結財務諸表を作成しておらず、単体の数字です。

東証スタンダード精密機器一次資料ベース
収録 43 / 43 指標

下の「他の会社と比べる」で会社Bを選ぶと、ここに2社目が並び、グラフの系列と表の行が増えます。

当社は、研究開発型医療機器メーカーとして、主に麻酔関連・病院内感染防止関連製品の企画開発・製造販売を行っております。なお、当社には、親会社、子会社、関連会社及びその他の関係会社はありません。有価証券報告書【事業の内容】より(2026年6月提出)

同業2社と並べて動かす医療機器の順位を再生

数字で見る大研医器

2025年度の売上収益は103億円で、売上収益を比べられる東証上場3,585社のうち2553番目、精密機器52社のうち40番目の大きさです。2020年度から2025年度までの売上収益の年平均成長率は+5.5%です。平均年間給与は646.5万円(2025年度・提出会社単体)で、精密機器52社のうち33番目。平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は12.0年です。

事業の大きさと稼ぐ力

売上収益103億円全体で上位71%(3,585社中)精密機器では40番目(52社中)2020→2025年度で年+5.5%(計算値)2025年度
当期利益9億円全体で上位58%(3,684社中)精密機器では34番目(52社中)2025年度
営業利益率逆算12.4%精密機器の中央値 10.3%(51社)2025年度
ROE12.1%精密機器の中央値 9.5%(52社)2025年度
自己資本比率68.2%精密機器の中央値 67.5%(52社)2025年度

働く人の数字

平均年間給与646.5万円全体で上位55%(3,658社中)精密機器では33番目(52社中)2020→2025年度で+12.6%(計算値)2025年度
平均年齢42.0歳精密機器の中央値 43.2歳(52社)2025年度
平均勤続年数12.0年精密機器の中央値 13.5年(52社)2025年度
従業員数(連結)185人精密機器の中央値 1,464人(52社)2020→2025年度で−0.5%(計算値)2025年度

順位は大きい順。平均年齢と平均勤続年数は大きいほうが良いとは言えないため、順位を付けずに業種の中央値と並べています。利益率・ROE・自己資本比率は業種による違いが大きいため、同じく業種の中央値と並べています。 平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数は提出会社(単体)ベース、従業員数は連結ベースです。評価・推奨ではありません。

他の会社と比べる

会社Bを選ぶと、下のグラフ・事業の構成・推移表に2社目が並びます。会社Aを変えると、そのままほかの会社のページに切り替わります。

入力は収録済みの企業一覧との照合にのみ使われます。

大研医器と同業2社を、ダッシュボードで並べるクリエートメディック・シグマ光機と、売上・営業利益・平均年間給与などの推移を重ねて比べられます

▶ 医療機器業界の上場企業の順位の入れ替わりを再生する →

01

業績の推移

指標を選ぶとグラフが入れ替わります。会社Bを入れると系列が2本になります。

▶ クリエートメディック・シグマ光機と3社で重ねる(決算ダッシュボード)→

02

事業の構成と内容

有価証券報告書【セグメント情報等】からの売上構成比。会社Bを入れると横に並びます。

大研医器 最新期の売上構成比

有価証券報告書に事業の区分の記載がありません(単一セグメント)。

大研医器の事業の内容(有価証券報告書の記載)

当社は、研究開発型医療機器メーカーとして、主に麻酔関連・病院内感染防止関連製品の企画開発・製造販売を行っております。なお、当社には、親会社、子会社、関連会社及びその他の関係会社はありません。

当社の製品開発の特徴は、麻酔関連・病院内感染防止関連の医師、看護師及び臨床工学技士を中心とした医療現場のニーズを開発担当者が直接聞き、特許を含め独創的な技術を駆使して製品化することを基本理念としていることであります。国内の医療機関の多くが、欧米メーカーを中心とした輸入医療機器に依存しており、この欧米主導の医療機器業界において、当社は医療現場第一主義に徹し、現場の小さな声も拾い上げ、製品化することに注力しております。

また、当社は基礎研究・製品開発から製造にいたるまで、基本的にすべて当社で行っており、量産に係わる生産技術・品質管理においてもISO規格(EN ISO 13485:2016)に基づき管理運営しております。

当社は、単一セグメントのため、当社製品を5つの製品群に分類し、それぞれの事業の内容を以下に記載いたします。

(1)吸引器関連

病院内感染防止関連の製品であり、手術室、集中治療室、病棟等において医療配管設備を吸引源とし、血液、組織液、唾液等の体液や体液を含んだ排液を吸引する非電動式の真空吸引器であります。従来はガラス製の吸引容器が使用されており、洗浄、再使用されておりましたが、感染予防の観点から近年プラスチック製のディスポーザブル(使い捨て)容器に置き換わってきております。

(主な製品)

フィットフィックス

蓋部分とボトル部分から構成されるプラスチック製の凝固剤一体型の密閉容器であり、排液量が比較的多い、手術室、集中治療室等で使用いたします。蓋部分に凝固剤があらかじめ充填されており、蓋部分を押すことにより凝固剤が投下され、蓋を開けることなく排液を凝固することができます。容器ごと焼却処分をするため、排液に接触することなく、排液からの感染を防止しております。手術の規模によっては、数個のフィットフィックスを連結して使用いたします。

キューインポット

本体とディスポーザブルであるプラスチック製のライナー(袋)で構成され、排液量が比較的少ない病棟等で使用いたします。ライナーには凝固剤が入っており、吸引した排液を固めることができます。使用したライナーは、排液に接触することなく、そのまま焼却処分ができるため、病棟での感染症対策として利用されております。

(2)注入器関連

麻酔関連の製品であり、主に手術後の痛みを軽減する目的でカテーテル(医療用の細いチューブ)等に接続し、局所麻酔剤や鎮痛剤を微量、持続的に投与するために使用する加圧式医薬品注入器であります。

一般的に病院施設内で使用されますが、一部では医師の管理指導のもと、在宅でも使用されております。本製品は電気を使用せず軽量で携帯ができ、局所麻酔剤や鎮痛剤を投与できるため、患者のQOL(Quality Of Life:生活の質)向上を考慮しております。

(主な製品)

シリンジェクター

加圧方式に大気圧を利用した注入器であり、一定速度で薬液を注入いたします。

バルーンジェクター

加圧方式にバルーン(風船)の収縮力を利用した注入器であり、一定速度で薬液を注入いたします。比較的大容量の薬液を投与する際に使用いたします。

PCA装置

シリンジェクター及びバルーンジェクターに付属させて使用する装置であります。PCA(Patient Control Analgesia:患者自身による鎮痛法)装置を付属させた場合、患者自身の操作により一定範囲内で注入量を操作し、鎮痛のコントロールを行います。

エイミー

予め設定された流量又は投与量に従って持続投与、間欠投与又はボーラス投与を行う輸液ポンプであり、スマートフォンのアプリケーションを用いて術後疼痛管理を行います。

(3)電動ポンプ関連

麻酔関連の製品であり、極めて微量の薬液を精密に制御しながら持続的に投与するために使用するME機器(医用電気機器)であります。

(主な製品)

シリンジポンプ

医薬品を充填したシリンジ(注射器)の押し子を制御することによって精密かつ持続的に医薬品を投与する機器であります。シリンジポンプは薬液投与の制御が高精度であるため、手術室や集中治療室等で使用いたします。

輸液ポンプ

医薬品を充填した輸液バッグやバイアル(医薬品容器)に輸液セットを接続し、その輸液セットのチューブをしごくことによって医薬品を投与する機器であります。輸液ポンプは、集中治療室や病棟等で使用いたします。

(4)手洗い設備関連

手洗い水装置関連の製品であり、手術室、集中治療室、病棟等において医療従事者の衛生的な手洗いに使用される設備装置であります。

(主な製品)

ステリキープⅡ

水道配管設備に接続設置し、フィルター等で濾過を行い、手洗い用の無菌水又は殺菌水を供給する装置であります。

ワイペル

滅菌済みのディスポーザブルタオルであり、摩擦による脱落繊維がほとんど無く、繊維が手に残らず安全面を考慮した製品であります。

(5)その他

上述の4つの製品群に分類されない製品であります。

(主な製品)

ブレスウォーム

手術室やその他処置室で患者の身体の一部を保護するために使用される不織布オイフで、吸湿発熱繊維(アクリレート系繊維)を配合することにより保温性を高めた製品であります。

気管支ブロッカーチューブ

胸部外科手術を行う際の分離肺換気を目的に使用されるカテーテルであり、先端に設置されたカフ(風船)を気管支内で膨張、閉塞させることで分離肺換気を行うものであります。

ダブルルーメン気管支チューブ

呼吸器外科手術などの際に分離肺換気を目的に使用されるチューブであります。

ディスポーザブル パルプシステム

従来、院内におけるポータブルトイレでの汚物処理は、プラスチック容器を洗浄・消毒して使い回しておりましたが、この容器を使い捨てにし、廃棄処理を容易にすることで、医療従事者や患者に衛生的で快適な医療環境を提供するシステムであります。

主要製品の取引関連図は次のとおりであります。

出典:有価証券報告書【事業の内容】(2026年6月提出・S100YCII)。事業系統図は省いています。

04

中期経営計画

会社が開示資料に書いたことを、そのまま引用しています。評価・予想・推奨は含みません。

中期経営計画

一次資料ベース

「新製品開発においては、ターゲットとする売上高総利益率を一律に定め、増加する研究開発費等の将来の成長に向けた投資を抑えることなく、会社全体として売上高経常利益率20%を念頭においた経営戦略の検討、活動を基本としております。」

有価証券報告書【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】より

05

株主と配当

配当の方針、株主優待、大株主を、有価証券報告書の記載のまま並べています。評価・推奨ではありません。

大研医器の配当政策

当社は、株主の皆様に対する利益還元を最重要経営課題のひとつと位置づけ、将来にわたる事業展開のための内部留保の確保と経営成績に裏づけされた成果の配分を中間配当及び期末配当として年2回行うことを基本方針としております。また、配当性向につきましては安定配当をベースに60%以上の利益還元を基本方針としております。

内部留保資金の使途につきましては、今後の有望な事業分野に投下し、さらに高い利益性と成長性を実現することで企業価値の増大を図り、投資価値の拡大とさらなる利益還元につなげてまいりたいと考えております。

なお、当社は、株主の皆様への機動的な利益還元を可能とするため、法令に別段の定めのある場合を除き、取締役会の決議によって会社法第459条第1項各号に定める剰余金の配当をすることができる旨定款に定めております。

当期の期末配当金につきましては、2026年5月15日開催の取締役会決議により、1株当たり11円を実施させていただきます。すでに2025年12月1日に実施済みの中間配当金1株当たり9円とあわせまして、年間配当金は1株当たり20円となります。

有価証券報告書【配当政策】より(2026年6月提出)

1株配当と配当性向

大研医器の1株配当と配当性向の推移
年度1株配当(円)配当性向(%)
20202085.1
20212069.1
20222080.7
20232161.0
20242360.2
20252062.3

有価証券報告書【主要な経営指標等の推移】より。株式分割をした年は、有報の1株配当が分割の前後で遡って直されていないため、前の年と並べて比べられません。

大研医器の株主優待

2026年6月提出の有報

「株主に対する特典」は「なし」と記載されています。

有価証券報告書【提出会社の株式事務の概要】「株主に対する特典」の記載です。提出日時点の内容で、その後に変わっていることがあります。最新の内容は会社の発表で確かめてください。

大研医器の大株主(上位10名)

2026年3月末
大研医器の大株主
順位株主持株比率(%)
1山田 圭一19.01
2山田 満13.92
3山田 雅之10.89
4公益財団法人山田満育英会3.48
5関家 圭三3.31
6大研医器従業員持株会0.93
7寺田 恭子0.90
8羽根 一徳0.70
9山田 すみれ0.70
10磐下 裕司0.62

有価証券報告書【大株主の状況】より。持株比率は、発行済株式(自己株式を除く)に対する割合です。上位10名の合計は54.46%。信託銀行の名義には、投資信託や年金などの資金がまとめて入っています。

06

主要な指標の推移(最大14期)

表示する指標をチェックで選べます。逆算 が付く指標は、開示値から計算したものです。

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選択中 5 指標 / 候補 47 指標(有価証券報告書・決算説明資料・逆算)

損益

財務

資本効率

キャッシュ

株主還元

人的資本

投資

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主要な指標の推移
指標20122013201420152016201720182019202020212022202320242025
売上収益億円717680838486848579859198100103
営業利益億円———171715131291211141513
営業利益率%———20.520.417.514.914.011.713.511.514.815.212.4
当期利益億円89111212109978710119
EPS円26.529.236.438.541.633.829.129.923.528.924.834.438.232.1

空欄は「未収録」です。会社が開示していないか、まだ読み込んでいないかのどちらか。推計値では埋めません。

推移は、有価証券報告書の冒頭にある【主要な経営指標等の推移】から5期分ずつ取っています。売上高・経常利益・純利益・純資産・総資産・自己資本比率・1株情報・従業員数などが1つの表に並んでいるので、3期分の有報で最大14期そろいます。

07

人的資本

有価証券報告書の【従業員の状況】から取れる数字と、そこからの逆算。投資の観点でも、企業研究の観点でも同じ表を見ることになります。

1人当たり売上高55.6百万円2025年度・逆算
1人当たり営業利益6.9百万円2025年度・逆算
平均年齢42.0歳2025年度
平均勤続年数12.0年2025年度

平均年間給与は提出会社(単体)ベースです。連結全体の数字ではありません。従業員数は連結ベースなので、この2つは母集団が違います。割り算をするときはその点に注意してください。

大研医器の女性管理職比率・男性の育休取得率・男女の賃金の差異

女性管理職比率7.7%2025年度業種の中央値 8.7%(精密機器39社)2023:3.8 2024:3.8 2025:7.7
男性の育児休業取得率28.6%2025年度業種の中央値 85.2%(精密機器36社)2023:0.0 2024:40.0 2025:28.6
男女の賃金の差異37.6%2025年度業種の中央値 71.7%(精密機器37社)2023:35.9 2024:35.8 2025:37.6
女性役員比率14.0%2025年度業種の中央値 16.7%(精密機器47社)2022:13.0 2023:14.0 2024:14.0 2025:14.0役員7名のうち女性1名

女性管理職比率・男性の育児休業取得率・男女の賃金の差異は、2023年3月期の有報から【従業員の状況】に載るようになった数字です。提出会社(単体)の値で、公表の義務が無い会社は記載していないことがあります。

男女の賃金の差異は、男性の平均賃金を100としたときの女性の平均賃金です。職種や役職の構成の違いを含んだ平均どうしの比べなので、同じ仕事の賃金の差ではありません。男性の育児休業取得率は、その年度に配偶者が出産した人の数で割るため、100%を超えることがあります。

08

会社の概要と沿革

代表者
代表取締役社長 山田 雅之
本店の所在地
大阪府和泉市あゆみ野二丁目6番2号
決算期
3月
市場・業種
東証スタンダード / 精密機器
役員
7名(うち女性1名)

有価証券報告書の表紙と【役員の状況】より(2026年6月提出)。

大研医器の沿革

  1. 1968年11月医療器具製造販売を目的として、大研医器株式会社を大阪市北区木幡町(現大阪市北区西天満)に設立
  2. 1971年7月医療機器の製造業許可を取得
  3. 1980年2月主に整形外科用材料の仕入販売を行うため大研メディカル株式会社(後に大研産業株式会社)を大阪市北区に設立
  4. 1980年5月東京都中央区に東京営業所(現東京支店)開設
  5. 1981年4月大阪市東区(現大阪市中央区)に大阪営業所(現大阪支店)開設
  6. 1984年2月大研メディカル株式会社が大研産業株式会社に商号変更
  7. 1990年9月医療用吸引器「フィットフィックス」の開発・販売
  8. 1997年4月携帯型ディスポーザブル注入器「シリンジェクター」の開発・販売
  9. 1999年10月大阪府和泉市に本社機能を移転、研究棟・アセンブリーセンターを新設
  10. 2001年2月大研産業株式会社が大研医工株式会社に商号変更
  11. 2001年4月開発・製造部門を大研医工株式会社に分離
  12. 2003年4月経営効率の向上を図るため大研医工株式会社を吸収合併
  13. 2007年5月大阪市中央区に本社機能を移転
  14. 2009年3月東京証券取引所市場第二部に上場
沿革の続き(あと5件・2023年まで)
  1. 2010年10月東京証券取引所市場第一部に指定
  2. 2017年7月大阪府和泉市に和泉アセンブリーセンターを増設
  3. 2019年6月大阪府和泉市に本店移転
  4. 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  5. 2023年10月東京証券取引所での上場市場の変更を選択し、プライム市場からスタンダード市場へ移行

有価証券報告書【沿革】より(2026年6月提出・S100YCII)。会社が書いたとおりに載せています。

精密機器で規模の近い会社

売上収益の最新の値が近い順に6社。精密機器の52社から選んでいます。

精密機器の会社を条件で探す →

出典と収録状況

数値はすべて会社が公表した資料に紐づけています。出典のない数値はこのページに載せません。

一次資料 開示資料に記載のある値 逆算 開示された値から計算した値 デモ 画面確認用の仮データ

  1. 有価証券報告書 計10本(EDINET)から収録。1本に5期分の【主要な経営指標等の推移】が載るため、重複する年度は新しい報告書の値を採用している。docID: S100AM2F、S100D89T、S100FZW1、S100IUH8、S100LKHU、S100OARS、S100R02Y、S100TNUJ、S100VZKD、S100YCII一次資料

検索窓の扱いについて。入力された文字列は、あらかじめ収録した企業一覧との照合にだけ使っています。入力値をそのまま画面に書き戻したり、URL・問い合わせ文・生成AIへの指示文に混ぜたりはしません。

画面の描画は例外なく textContent で行い、innerHTML は一切使っていません。eval と new Function も使っていません。入力は40文字までで、日本語・英数字・一部記号以外は受け付けません。配信時は _headers で Content-Security-Policy を設定しています。

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